対面:東京
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MhB 音楽史講座B カッチーニの「新音楽」Nuovo musicheを歌う
声楽を学び始める際、最初に歌うことになる《イタリア古典歌曲集》。この中に、古めかしい愛の歌としてカッチーニの〈アマリッリ〉が収められています。しかしこの作品は、1602年にカッチーニ自身が出版した《新音楽》と題された曲集の中の1曲で、この曲集の冒頭には、カッチーニから読者へ向けた長いメッセージが掲載されています。その中には、自身の作品が昨今どのように歌われているか、その演奏の何が問題なのか、どのように歌わなければならないのかが語られています。更に装飾の方法や、より情感豊かな歌い方など、実践に関わる問題が作曲者本人の言葉で綴られているのです。イタリアの初期バロックを学ぶ上で欠かすことのできない《新音楽》の序文を読み解きながら、カッチーニが理想としていた歌唱法に迫ります。実際の曲は講師が実演します(チェンバロ伴奏:花井哲郎)。理論講座ではありますが受講者による歌唱練習も一部行います。歌わずに聴いているだけの受講でも構いません。
講座概要
全4回 14,000円【コードMhB①】
オンライン
全4回 12,000円【コードMhB②】
各回のテーマ
第1回(8/8)『新音楽』の序文をじっくり読む1
第2回(9/5)『新音楽』の序文をじっくり読む2
第3回(9/19) カッチーニの理想とする歌唱法の実践
第4回(10/10) 同時代の文献を元に通奏低音を考えるへ〜
講師プロフィール
福島康晴(ふくしま・やすはる)
東京音楽大学大学院作曲科修了後バロック音楽に傾倒し、’06年よりイタリア・ミラノ市立音楽院古楽科にてルネッサンス・ポリフォニーをD.フラテッリ氏の下で学ぶ。また声楽をB.M.カゾーニ、V.マンノ、モンテヴェルディ周辺の音楽理論・演奏慣習をR.ジーニの各氏に師事。’09年にM.グランチーニ(1605-60)の論文とコンサートにより、最高点・褒賞付きで修了。’08年《ドン・ジョバンニ》が初演されたプラハのエステート劇場にてモンテヴェルディ《オルフェオ》の牧人役でデビュー。その後、イタリアの主要な古楽グループと共演を重ねる。帰国後、イタリア・バロック音楽を中心に演奏する古楽アンサンブル《エクス・ノーヴォ》を立ち上げ、主宰及び指揮者として活動。洗足学園音楽大学非常勤講師。
受講方法
※本講座は、会場での対面受講に加え、Web会議システム「Zoom(ズーム)」でのオンライン受講も可能です。
※講座の録画を受講者に配信いたしますので、当日欠席された場合でも後日視聴が可能です。
※お申し込み受付後、受講方法や資料に関するご案内メールをお送りします。
お申し込み後1週間以上経ってもメールが届かない場合は、お手数ですが事務局までお問い合わせください。
