
オンライン
C キリスト教典礼講座
「ミサ曲の歌詞を手がかりに学ぶキリスト教入門」
キリスト教を理解するにはまず、その典礼の中心であるミサを学ぶことが一番の近道です。すでに原始教団の時代から、キリスト教会はイエスによる最後の晩餐の記念式を執り行ってきました。西方では、ラテン語によるミサ典礼がローマを中心に整えられる過程で、東方由来のいくつかの賛歌が導入されてゆきました。そのようにして今日ミサ通常唱(Ordinarium missae)と呼ばれるもの形作られてきたのです。本講座では、ミサ典礼の成り立ちを踏まえたうえで、ミサ通常唱の聖歌の歌詞が含意する典礼神学的背景について解説してゆきます。
講座概要
初回トライアル 3,000円(継続の場合は差額で受講可能)【コードC-1】
各回のテーマと内容
第1回(4/27) ミサの成り立ち 1生前のイエスとの会食の思い出
第2回(5/25) ミサの成り立ち 2原始教団から古代教会まで
第3回(6/22) いつくしみの賛歌(キリエ)
第4回(7/20) ミサの成り立ち 3 中世からトリエント公会議後の実践まで
第5回(9/28) 栄光の賛歌(グロリア)
第6回(10/26) 信仰宣言(クレド)1
第7回(11/23) 信仰宣言(クレド)2
第8回(12/21) 感謝の賛歌(サンクトゥス)
第9回(1/25) 平和の賛歌(アニュス・デイ)
第10回(2/22) ミサの成り立ち 4 第2ヴァチカン公会議以降のミサ、トリエントミサとの違い
講師プロフィール

西脇純(にしわき・じゅん)
1963年三重県桑名市生まれ。南山大学文学部神学科、同大学院文学研究科神学専攻博士前期課程修了、同博士後期課程単位取得満期退学。ドイツ・在トリーア教皇庁認可神学部博士課程修了(神学博士)。南山大学(2000年~2018年)、聖グレゴリオの家宗教音楽研究所(2018年〜2020年)を経て、2021年より西南学院大学国際文化学部教授。専門は、グレゴリオ聖歌の霊性、典礼神学、西方典礼史。現在、聖グレゴリオの家理事長、日本グレゴリオ聖歌学会長、国際グレゴリオ聖歌学会ドイツ語圏支部会会員ほか。詳しい業績はresearchmap を参照(https://researchmap.jp/jun_nishiwaki ダウンロード可能な論文有り)
受講方法
※本講座は、Web会議システム「Zoom(ズーム)」を使ってオンラインで行います。
※講師の都合により、事前に録画したものを動画でご覧いただく場合もございます。
※講座の録画を受講者に配信いたしますので、当日欠席された場合でも後日視聴が可能です。
※お申し込み受付後、受講方法や資料に関するご案内メールをお送りします。
お申し込み後1週間以上経ってもメールが届かない場合は、お手数ですが事務局までお問い合わせください。