Gl ラテン語を理解して詩編を唱えよう

対面:東京

ZOOMオンライン

Gl ラテン語を理解して詩編を唱えよう

グレゴリオ聖歌の歌詞の多くは旧約聖書に150編収められている「詩編」に基づいています。聖職者の日々の祈り「聖務日課」はすべての詩編を1週間の日課に割り振って唱えることがその中心です。ユダヤの歴史の中から生れながらも、教会の典礼ではキリストの預言的な書として捉えられ、さらには人生の様々な状況に言葉を与えてくれる、神に祈るすべての人の魂の詩でもあります。この詩編を典礼で使われるラテン語で1編ずつ読み解き、解釈を探り、そしてアンティフォナという小さな聖歌を付けて詩編唱で唱え歌う講座です。時禱書の割り当てに応じて順不同で取り上げます。
各期で異なる詩編を扱いますが、それぞれ単独でのお申し込みも可能です。ラテン語の初歩に多少親しんでおいていただければ、グレゴリオ聖歌の知識がなくても、あるいは歌わずに講義としてお聴きいただくだけでも受講して頂けます。

講座概要

講座名
Gl ラテン語を理解して詩編を唱えよう
受講方法
対面:東京 または Zoomオンライン
回数
全9回
講師
花井哲郎
曜日・時間
土曜 10:30-12:00
日程
第1期 5/17 6/14 7/12 
第2期 9/13 10/18 11/8
第3期 11/29 12/20 2026/1/17
対面講座会場
フォンス・フローリス古楽院(東急東横線 祐天寺駅より 徒歩8分)
受講料(税込)
対面
全9回(対面)20,000円【コードGl①】
第1期のみ(対面)7,500円【コードGl-1①】
第2期のみ(対面)7,500円【コードGl-2①】
第3期のみ(対面)7,500円【コードGl-3①】

オンライン
全9回(オンライン)20,000円【コードGl②】
第1期のみ(オンライン)7,500円【コードGl-1②】
第2期のみ(オンライン)7,500円【コードGl-2②】
第3期のみ(オンライン)7,500円【コードGl-3②】

アーカイブ動画
あり 視聴期間2026年3月31日まで

各回のテーマ

第1期 詩編1、2、21編
第2期 詩編26、37、39編
第3期 詩編53、18、44編 
※詩編の番号はラテン語Vulgata聖書の数え方です。
※扱う詩編については進捗具合によって変更の可能性があります。

講師プロフィール

花井哲郎(はない・てつろう)
花井哲郎(はない・てつろう)

古楽演奏家(オルガン、チェンバロ、指揮、声楽)、教会音楽家。1996年に古楽声楽のスペシャリストによるア・カペラのグループ「ヴォーカル・アンサンブル カペラ」を結成、グレゴリオ聖歌とルネサンス音楽の演奏を続け、これまでにジョスカン・デ・プレのモテットを全曲演奏、またミサ曲全集などをCD録音する。2005年以来声楽と器楽による「古楽アンサンブル コントラポント」のリーダーとして主にバロック時代の宗教音楽を演奏、モンテヴェルディ「聖母の夕べの祈り」のライブ録音をリリース。フランス・バロック宗教音楽を専門とする「合唱団フォンス・フローリス」指揮者、また様々な古楽アンサンブル、合唱団の指揮、指導を行うほか、国立音楽大学で長年講師を務めた。「フォンス・フローリス古楽院」院長。

受講方法

※本講座は、会場での対面受講に加え、Web会議システム「Zoom(ズーム)」でのオンライン受講も可能です。
※講座の録画を受講者に配信いたしますので、当日欠席された場合でも後日視聴が可能です。
※お申し込み受付後、受講方法や資料に関するご案内メールをお送りします。
お申し込み後1週間以上経ってもメールが届かない場合は、お手数ですが事務局までお問い合わせください。