対面:東京(Zoom併用)
WS1 特別ワークショップ:
中世音楽の記譜法
第1期「オルガヌムの記譜法」
オルガヌム、アルス・アンティクワ、アルス・ノーヴァ、トレチェント、そしてアルス・スブティリオールへ。13世紀から14世紀にかけての記譜法を、カリン・パウルスマイヤーの新著『13、14世紀の記譜法』Karin Paulsmeier, Notationskunde 13. und 14. Jahrhundert をテキストにして学びます。パウルスマイヤー先生の『15、16世紀の記譜法』を学んだ時と同様、譜例を実際に声に出して歌いながら進めていきます。
テキストはドイツ語ですが、実際に本を購入せずに、またドイツ語で講読できなくても取り組んでいけるように、講師が配付資料を制作、それに基づいて解説します。
第1期は6回の講座ですが、その後第2期以降を継続して開催、最終的に最後まで読み切り、すべての譜例を歌う予定です。終了期日は未定です。
フォンス・フローリス古楽院にて対面ワークショップとして行われます。Zoomの配信も行いますので、歌唱に参加はできませんが、オンラインでの受講も可能です。
講座概要
※はオンラインのみ
各回 2,500円
参考テキスト
Karin Paulsmeier, Notationskunde 13. und 14. Jahrhundert
ご購入はこちら ※テキストは購入しなくても受講していただけます。
Schwabe Verlag
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講師プロフィール
菅沼起一(すがぬま・きいち)
京都市出身。東京藝術大学音楽学部古楽科(リコーダー)を経て、同大学院修士課程(音楽学)を修了。大学院アカンサス音楽賞受賞。同大学院博士課程在籍中、日本学術振興会特別研究員(DC1)を務める。バーゼル・スコラ・カントルム(スイス)音楽理論科を経て、フライブルク音楽大学(ドイツ)との共同博士課程を最高点(Summa cum laude)で修了し博士号を取得。スコラ・カントルムで記譜法の授業を担当するほか、ルドルフ・ルッツ指揮J. S. バッハ財団による演奏会シリーズに参加するなど、リコーダー演奏と音楽学研究の二足の草鞋を履いた活動を行なっている。2019~20年度ローム・ミュージックファンデーション奨学生。2021年度日本学術振興会育志賞受賞。2024年度より京都大学にて博士研究員(日本学術振興会特別研究員PD)、洗足学園音楽大学非常勤講師ほか。
受講方法
※講座は会場で実際に対面で行われますが、全てWeb会議システム Zoom(ズーム)を使って配信もしますので、オンラインでの受講も可能です。受講にはインターネット通信環境とパソコン(マイクとカメラ使用)あるいはスマホやタブレット(Wi-Fi推奨)が必要です。資料を示しますので大きめの画面が望ましいです。なお講座は録画して受講者に配信いたしますので、当日欠席されても後日ご覧いただくことができます。
※お申し込み受付後、受講方法、資料などを記載したメールをお送りいたします。お申し込み後2日以上たってもメールが届かない場合は、恐れ入りますが事務局までお問合せください。