S ソルミゼーション入門

対面:東京(Zoom併用)

S ソルミゼーション入門

ソルミゼーション、ここでは特に11世紀のグイド・ダレッツォに由来する6音階名唱のしくみとその基本的な意義を確認し体験します。6音階名唱と一口に言っても、メソッドは大きく2つあります。その両方の意義を知っていることが階名唱の実践を音楽的に有意義なものにしてくれます。今回は特に、1400年代末から1500年代前半のイタリアの理論書を主に紐解きながら、その本来の意義を辿ってみます。

講座概要

講座名
S ソルミゼーション入門(全3回)
受講方法
対面:東京(Zoom併用)
講師
辻康介
曜日・時間
土曜 19:00-21:00
日程
2024/8/31 9/14 9/28
対面講座会場
フォンス・フローリス古楽院(東急東横線 祐天寺駅より 徒歩8分)予定
受講料(税込)
全3回 11,000円
アーカイブ動画
あり 視聴期間2025年3月31日まで

各回のテーマ

第1回(8/31)グイドの手の仕組みと基本的特徴:旋律を歌うための階名唱
第2回(9/14)ルネサンス後期の階名唱:ラの上のファの魅力
第3回(9/28)ルネサンス前期の階名唱:オクターヴを基準としない歌い方

講師プロフィール

辻康介(つじ・こうすけ)
辻康介(つじ・こうすけ)

歌手。ソルミゼーション講座を東京・名古屋・仙台・大阪で開講、コーラス・カンパニーや聖グレゴリオの家などで教える。また、日本合唱指揮者協会、全日本合唱連盟、日本コダーイ協会、日本音楽学会、日本音楽教育学会のほか、愛知県立芸術大学や高校の教員のための研究会などに講師として招かれた。国立音楽大学楽理科卒、同大学研究所研修課程終了、イタリアに留学、ミラノ市立音楽院バロック声楽科2年専門課程終了。声楽を牧野正人、C.カヴィーナ、R.バルコーニらに、ルネサンス・ポリフォニーの演奏法と古楽の演奏理論をD.フラテッリらに師事。様々な楽団を主宰し古楽を中心に多様な音楽活動を展開、現在は「辻康介と葉山古楽婦人会」など。モンテヴェルディ「オルフェオ」(宮城聡演出)や「オルフェオの冥界下り」(安田登構成・演出)のオルフェオ役。合唱団Ogmios指揮者、聖心女子大学グリークラブ常任指揮者。日本コダーイ協会会員。

受講方法

※講座は会場で実際に対面で行われますが、全てWeb会議システム Zoom(ズーム)を使って配信もしますので、オンラインでの受講も可能です。受講にはインターネット通信環境とパソコン(マイクとカメラ使用)あるいはスマホやタブレット(Wi-Fi推奨)が必要です。資料を示しますので大きめの画面が望ましいです。なお講座は録画して受講者に配信いたしますので、当日欠席されても後日ご覧いただくことができます。
※お申し込み受付後、受講方法、資料などを記載したメールをお送りいたします。お申し込み後2日以上たってもメールが届かない場合は、恐れ入りますが事務局までお問合せください。