ZOOMオンライン
対面:東京
G グレゴリオ聖歌に親しむ「聖週間の聖歌を歌う」
グレゴリオ聖歌の基本をひととおり学んだ方のための講座です。前期の4回はオンラインによる理論編で、10世紀に作られた写本に基づいて、グレゴリオ聖歌の最古の記譜法「ネウマ譜」を一通りおさらいします。キリストの受難を記念する聖週間のミサと聖務日課で歌われるさまざまな種類の聖歌の特徴を学びます。後期の対面による実践編では、実際に皆さんで声を合わせながら、前期に学んだネウマによる歌唱法を応用して、レスポンソリウム、アンティフォナ、詩編唱、聖書朗唱(受難曲とエレミアの哀歌)など、特に聖務日課の曲に集中的に取り組みます。典礼そのものについての神学的解説は C キリスト教典礼講座「聖週間の典礼を学ぶ」(西脇純講師)で行われますので併せて受講することをお勧めします。
※理論編のみ、実践編のみをお申し込みいただくことも可能です。
※終了した理論編は動画で受講していただくことが可能です。
講座概要
実践編 9/7 10/12 11/9 12/7 2025/1/11 2/1
発表会 2025/2/11(火・祝)
理論編4回 13,000円
実践編6回と発表会 28,000円
各回のテーマ
理論編 4回(Zoomあるいは配信動画によるオンライン講座)
第1回(4/6) ザンクト・ガレンの古ネウマを一通りおさらい
第2回(5/11) 聖週間の聖歌とそのジャンル。全体像をつかもう
第3回(6/8) レスポンソリウムという曲種を深める
第4回(7/13) 言葉、旋法、そしてネウマの関係
※終了した理論編は動画で受講していただくことが可能です。
実践編 6回(対面講座)
第5回(9/7) 聖週間のレスポンソリウム。ネウマを極める
第6回(10/12) 受難曲とエレミアの哀歌。聖書朗唱のしくみ
第7回(11/9) 詩編を唱えてみよう
第8回(12/7) 典礼の流れの中で、意味をかみしめる
第9回(1/11) 発表会に向けた練習
第10回(2/1) 発表会に向けて演奏曲仕上げ
講師プロフィール
花井哲郎 (はない・てつろう)
古楽演奏家(オルガン、チェンバロ、指揮、声楽)。1996年に古楽声楽のスペシャリストによるア・カペラのグループ「ヴォーカル・アンサンブル カペラ」を結成、グレゴリオ聖歌とルネサンス音楽の演奏を続け、これまでにジョスカン・デ・プレのモテットを全曲演奏、またミサ曲全集などをCD録音する。2005年以来声楽と器楽による「古楽アンサンブル コントラポント」のリーダーとして、主にバロック時代の宗教音楽を演奏、モンテヴェルディ「聖母の夕べの祈り」のライブ録音をリリースするほか、近年は室内楽などにも取り組む。フランス・バロック宗教音楽を専門とする「合唱団フォンス・フローリス」指揮者、また様々な古楽アンサンブル、合唱団の指揮、指導を行う。「フォンス・フローリス古楽院」院長、国立音楽大学講師。
受講方法
※理論編は、Web会議システム Zoom(ズーム)を使ってオンラインで開催いたします。受講にはインターネット通信環境とパソコン(マイクとカメラ使用)あるいはスマホやタブレット(Wi-Fi推奨)が必要です。資料を示しますので大きめの画面が望ましいです。なおZoom講座は録画して受講者に配信いたしますので、当日欠席されても後日ご覧いただくことができます。
※実践編は、対面で開催いたします。
※お申し込み受付後、受講方法、資料などを記載したメールをお送りいたします。お申し込み後2日以上たってもメールが届かない場合は、恐れ入りますが事務局までお問合せください。