WS2 特別ワークショップ:中世音楽の記譜法 第2期「オルガヌムの記譜法」

対面:東京

ZOOMオンライン

WS2 特別ワークショップ:
中世音楽の記譜法
第2期「オルガヌムの記譜法」

オルガヌム、アルス・アンティクワ、アルス・ノーヴァ、トレチェント、そしてアルス・スブティリオールへ。13世紀から14世紀にかけての記譜法を、カリン・パウルスマイヤーの新著『13、14世紀の記譜法』Karin Paulsmeier, Notationskunde 13. und 14. Jahrhundert をテキストにして学びます。パウルスマイヤー先生の『15、16世紀の記譜法』を学んだ時と同様、譜例を実際に声に出して歌いながら進めていきます。テキストはドイツ語ですが、実際に本を購入せずに、またドイツ語で講読できなくても取り組んでいけるように、講師が配付資料を制作、それに基づいて解説します。
第2期になりますが、初回にそれまでの総復習をしますので、今期からの受講も可能です。最終的に最後まで読み切り、すべての譜例を歌う予定です。終了期日は未定です。
花井院長始めヴォーカル・アンサンブル カペラのメンバーもオブザーバーとして参加、ゼミのように毎回一緒に歌いながら議論が繰り広げられる、おそらくは古楽院の中でも一番熱い講座です。見ているだけでも楽しめますので、中世音楽に興味がある方はどなたでもお気軽にご参加ください!
フォンス・フローリス古楽院にて対面ワークショップとして行われます。Zoomの配信も行いますのでオンラインでの受講も可能です。

講座概要

講座名
WS2 特別ワークショップ:中世音楽の記譜法 第2期「オルガヌムの記譜法」
受講方法
対面:東京 または Zoomオンライン
回数
全6回
講師
菅沼起一
曜日・時間
19:00-21:00(曜日は回によって変わります)
日程
6/27(金) 7/28(月) 9/30(火) 10/17 *(金) 11/21 *(金) 12/26(金)
*=オンラインのみ
対面講座会場
フォンス・フローリス古楽院(東急東横線 祐天寺駅より 徒歩8分)
受講料(税込)
対面
全6回(対面)12,000円【コードWS2①】※第4・5回はオンライン
初回トライアル(対面)2,500円【コードWS2-1①】

オンライン
全6回(オンライン)12,000円【コードWS2②】
初回トライアル(オンライン)2,500円【コードWS2-1②】

アーカイブ動画
あり 視聴期間2026年3月31日まで

講師プロフィール

菅沼起一(すがぬま・きいち)
菅沼起一(すがぬま・きいち)

京都市出身。東京藝術大学音楽学部古楽科(リコーダー)を経て、同大学院修士課程(音楽学)を修了。大学院アカンサス音楽賞受賞。同大学院博士課程在籍中、日本学術振興会特別研究員(DC1)を務める。バーゼル・スコラ・カントルム(スイス)音楽理論科を経て、フライブルク音楽大学(ドイツ)との共同博士課程を最高点(Summa cum laude)で修了し博士号を取得。スコラ・カントルムで記譜法の授業を担当するほか、ルドルフ・ルッツ指揮J. S. バッハ財団による演奏会シリーズに参加するなど、リコーダー演奏と音楽学研究の二足の草鞋を履いた活動を行なっている。2019~20年度ローム・ミュージックファンデーション奨学生。2021年度日本学術振興会育志賞受賞。2024年度より京都大学にて博士研究員(日本学術振興会特別研究員PD)、洗足学園音楽大学非常勤講師ほか。

受講方法

※本講座は、会場での対面受講に加え、Web会議システム「Zoom(ズーム)」でのオンライン受講も可能です。(第4・5回はオンライン受講のみとなります。)
※講座の録画を受講者に配信いたしますので、当日欠席された場合でも後日視聴が可能です。
※お申し込み受付後、受講方法や資料に関するご案内メールをお送りします。
お申し込み後1週間以上経ってもメールが届かない場合は、お手数ですが事務局までお問い合わせください。