2019年度 名古屋講座


フォンス・フローリス古楽院 名古屋講座新規開講

グレゴリオ聖歌とルネサンスの合唱音楽を歌おう



合唱が大好きな人!古い音楽に触れてみたい人!
昔の楽譜の秘密を知りたい人!本格的な指導を受けられる絶好のチャンスです!

フォンス・フローリス古楽院は中世・ルネサンスの音楽を歌う人のための学びの場です。当時の記譜法を解読し、作品の背景を理解し、声のアンサンブルによって古い音楽の神髄に迫ります。合唱などの経験があり、歌に親しんでいる方ならどなたでも参加できます。20年以上にわたってヴォーカル・アンサンブル カペラとともに活動を行ってきた古楽演奏家花井哲郎が指導します。フォンス・フローリス古楽院は今まで長年にわたって東京と関西で講座を行ってきましたが、このたび名古屋でも新たに開講することになりました。この機会に古楽声楽アンサンブルの奥深くも楽しい世界を体験してみませんか?


2019年の講座

☆入門講座 3月23日 5月18日
それぞれ土曜午後1時15分から4時45分 受講料 2回 8,000円(学生 4,000円)
*1回のみの受講も可能です。 受講料 5,000円(学生 2,000円)

西洋音楽の源泉であるグレゴリオ聖歌とルネサンス音楽の基本を学ぶ入門講座です。全くの初心者が対象で、四線譜の読み方、教会旋法、ラテン語の発音、典礼の基礎知識、そしてルネサンスの時代に使われた計量記譜法の読み方を学び、歌いやすいフランドル楽派の4声の作品を皆で声を合わせて歌います。2回の講座で、両日の受講をおすすめしますが、2回目に復習もしますのでどちらか1回のみの受講も可能です。7月からの連続講座の導入を兼ねます。
☆連続講座 7月15日 9月16日 10月14日 11月4日
それぞれ祝日の月曜午後1時15分から4時45分 受講料 4回 16,000円(学生 8,000円)
グレゴリオ聖歌のさまざまな曲を歌い、聖歌のレパートリーに親しみます。また10世紀に使われていたネウマという古い記譜法を基にして、演奏解釈を学びます。ルネサンスの音楽としては、主にスペイン・ルネサンスの巨匠ビクトリアのモテット(聖母モテット、聖週間のレスポンソリウムなど)を練習します。計量記譜法によるオリジナルの楽譜を使い、クワイヤブックというひとつの大判の楽譜を皆で囲んで見る、ルネサンス時代の声楽アンサンブルの演奏法で歌います。入門講座で学んでいることを前提としますが、受講できない場合はご相談ください。

会場:アート空間 スカーラ
愛知県名古屋市中区大須3-40-32ループビル3F (地下鉄名城線・鶴舞線「上前津駅」8番出口徒歩3分)

申し込み先:nagoya.fonsfloris@gmail.com(大橋)
申し込みに当たっては下の申し込み事項をメールにてお知らせください。
折り返し申し込み受付の確認と受講料の支払い方法などをご連絡します。

   1. 申込日
   2. お名前、ご住所、電話番号、メールアドレス、一般/学生、パート名
   3. 音楽歴を簡単にお書きください。


花井哲郎 プロフィール

古楽演奏家。1996年以来ア・カペラの声楽アンサンブルである「ヴォーカル・アンサンブル カペラ」の音楽監督としてグレゴリオ聖歌とルネサンス音楽の演奏を続ける。CDアルバムではジョスカン・デ・プレのミサ曲全集シリーズを好評リリース中。また声楽と器楽による「古楽アンサンブル コントラポント」のリーダーとして、主にバロック時代の宗教音楽演奏に取り組み、2016年にはOttava Recordsレーベル第1弾としてモンテヴェルディ「聖母の夕べの祈り」のライブ録音をリリースする。2015年より長野県の原村で「はらむら古楽祭」を企画開催、指揮者またオルガン、チェンバロ奏者として演奏会を行う。フランス・バロック宗教音楽を専門とする「合唱団フォンス・フローリス」指揮者、また様々な古楽アンサンブルの指揮、指導を行う。「フォンス・フローリス古楽院」院長、国立音楽大学講師。

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