古楽アンサンブル「コントラポント」は、17世紀を中心にその前後数十年、後期ルネサンスからバロックにかけての宗教音楽をレパートリーとした声楽器楽アンサンブルです

演奏会情報

■第12回定期演奏会
 ビクトリア、ジョヴァンニ・ガブリエリ没後400年記念
 勝利のミサと聖母の晩課

2012年2月17日(金)午後7時 カテドラル関口教会 聖マリア大聖堂


コントラポントに初期バロックの管楽アンサンブル、

初期イタリア・バロック・オルガンを加えた、壮麗な多重合唱の音楽!


ルネサンス最後の巨匠ビクトリアの最もバロック的なミサ曲、

多重合唱の完成者ガブリエリのモテットと金管音楽、

そしてヴェネツィアの華、モンテヴェルディの名作!


ヴェネツィア・サンマルコ大聖堂を思わせる東京カテドラルの大空間!


勝利のミサと聖母の晩課

2011年のビクトリア、そして2012年のジョヴァンニ・ガブリエリ没後400年を記念する演奏会です。さらに同時代のモンテヴェルディの作品を加えて、17世紀初頭の名作の数々によるプログラムを組みました。ルネサンス最後の巨匠ビクトリアの宗教作品はアカペラの合唱で演奏されることがほとんどですが、16世紀末にはオルガンや金管など多くの楽器と共に演奏されていたことが窺われます。
器楽は即興的な装飾を加えて華やかな彩りを添えていました。また、ヴェネツィアでは音楽史上特筆すべき器楽演奏の最初の興隆が見られました。そのような当時の響きを東京カテドラルの大空間に再現します。そのために今関西で最も旬な古楽演奏グループ、アンサンブル・プリンチピ・ヴェネツィアーニを招聘しました。いつもとはひと味もふた味も違うコントラポントの演奏にどうぞご期待ください!

演奏曲
グレゴリオ聖歌 Gregorian chant
トマス・ルイス・デ・ビクトリア ミサ《プロ・ヴィクトリア》、アヴェ・マリア(8声)
Tomas Luis de Victoria (1548-1611), Missa pro victoria Ave Maria a8
ジョヴァンニ・ガブリエリ 「 神に喜び歌え」、マニフィカト、カンツォーナ15番
Giovanni Gabrieli (ca.1554/7-1612), Jubilate Deo Magnifi cat Canzon 15 a10
クラウディオ・モンテヴェルディ 『倫理的宗教的森』より「グロリア」
Claudio Monteverdi (1567-1643), Gloria a7, Selva morale e spirituale
ほか

演奏:
古楽アンサンブル「コントラポント」

〈独唱〉 ソプラノ 花井尚美 テノール 谷口洋介 バス 春日保人
〈器楽〉 ヴァイオリン、ヴィオラ 小野萬里 丹沢広樹 オルガン 上尾直毅
〈合唱〉 コントラポント合唱隊
アンサンブル・プリンチピ・ヴェネツィアーニ
 コルネット 上野訓子 笠原雅仁 堀川仁美
 サックバット(バロック・トロンボーン) 織田貴浩 竹本裕一 日生貴之 松田洋介
 ドゥルツィアン 淡島宏枝

〈指揮〉 花井哲郎

【チケット】前売 一般 4,000円 ペア 7,000円 学生 2,500円*/当日 4,500円(全自由席)
【チケット取扱】 *学生券は学生証を提示の上お求め下さい
 東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650(セブン-イレブンでの引き取り可能)
 東京古典楽器センター 03-3952-5515
 スペース・セントポール(東京カテドラル内)03-3941-4971
 サンパウロ(四谷駅前) 03-3357-8642

主催:フォンス・フローリス 助成:文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)

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