古楽アンサンブル「コントラポント」は、17世紀を中心にその前後数十年、後期ルネサンスからバロックにかけての宗教音楽をレパートリーとした声楽器楽アンサンブルです

コントラポント友の会 ご案内


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お申し込み方法
ご挨拶 花井哲郎
花井哲郎プロフィール
これまで取り組んできた音楽
2014/2015シーズンメンバー
定期公演プログラム
12月21日3月22日6月22日
 事前レクチャー(ミニ)コンサート(12月6日
コントラポント友の会のご案内
 参考:各公演の通常チケット料金


お申し込み方法

締切:2014年12月21日(日)

定期公演および友の会会員案内(1)申込項目*を事務局までお知らせ下さい。
   宛先 大塚 otsuka@fonsfloris.com
(2)会費をお振込み下さい。(振り込み手数料はご負担下さいますようお願い申し上げます)
(3)お申込みと会費入金確認後、12月公演チケットをお送りいたします。
   ※公演会場でのお申込みは、受付へ申込内容と会費をお持ち下さい。
  会費、チケット代金お振り込み先
   三井住友銀行 都立大学駅前支店 普通1522278 フォンス フローリス
   郵便振替口座 00140-3-354780 フォンス・フローリス

 *申込内容:
 ●お名前(ふりがなも)
 ●定期・賛助・寄付の口数と合計金額
 ●ご住所、電話番号、ファクス(お持ちの場合)
 ●電子メールアドレス
 ●定期公演プログラムへの芳名記載を希望しない場合はお知らせください


定期公演始動にあたって

古楽アンサンブル コントラポント リーダー 花井哲郎

後期ルネサンスからバロックにかけての宗教音楽を年3回、古楽スペシャリストによるクオリティの高い演奏でお届けする、古楽アンサンブル コントラポントの定期公演シリーズ、お陰様で2年目を迎えることになりました。

まず12月は楽しいクリスマス・コンサートです。神秘的なパレストリーナのミサ曲やモテット、イタリア初期バロックの華麗なリコーダーの音楽、前回のジャン・ジルに続く南仏バロックの奇才ブジニャック、そしてコントラポント定番のシャルパンティエと盛りだくさん。

3月はこの2年間連続して演奏してきた聖週間のア・カペラ合唱音楽シリーズの第3弾、今回はスペイン・ルネサンスの大作曲家ビクトリアの作品を取り上げます。キリストの受難を深い瞑想の内に追体験させてくれる感動的な音楽です。

そしてコントラポントは2015年に結成10周年を迎えます。その記念公演に、言わずと知れたモンテヴェルディの名曲「聖母の夕べの祈り」を選びました。作品の本来の響きを取り戻すため、独唱を中心とした少人数の声楽アンサンブルと充実の器楽陣で演奏します。どうぞお楽しみに!


花井哲郎 プロフィール


古楽演奏家。早稲田大学第一文学部哲学専攻卒業後、アムステルダム・スウェーリンク音楽院にて、オルガンとチェンバロを学ぶ。ロッテルダム音楽院において合唱指揮と管弦楽指揮のディプロマを取得。ブラバント音楽院にて古楽声楽アンサンブルをレベッカ・ステュワートに師事。滞欧中、教会音楽家、合唱指揮者、鍵盤楽器奏者として活動し、またグレゴリオ聖歌の研究・演奏活動にも従事する。
1997年に東京にてヴォーカル・アンサンブル カペラを創設、以来ルネサンス・フランドルの宗教作品の演奏を続ける。2005年には古楽アンサンブル コントラポントを結成、リーダーとして17世紀を中心としたバロックの宗教音楽演奏にも力を注ぐ。
また、古楽をレパートリーとするアマチュアのアンサンブル、合唱団、管弦楽団などを指導するほか、グレゴリオ聖歌とルネサンス音楽の普及活動を行う。
フォンス・フローリス古楽院院長、国立音楽大学講師。NHK-FM『ビバ!合唱』の案内人を担当。


これまで取り組んできた音楽


ヴェネツィア宗教音楽の黄金時代
ヴィラールト、デ・ローレ、アンドレア・ガブリエリ、ジョヴァンニ・ガブリエリ、アレッサンドロ・グランディ、クラウディオ・モンテヴェルディ

ドイツ・バロック音楽の巨匠
いわゆる3大S(ヨハン・ヘルマン・シャイン、ザムエル・シャイト、ハインリヒ・シュッツ)、ミヒャエル・プレトリウス

スペインのビリャンシーコと18世紀イエズス会宣教時代ラテン・アメリカの宗教作品
ペルー、アルゼンチン、ボリビアなどの作者不詳の作品群

17世紀フランスを代表する宗教音楽作曲家
マルカントワーヌ・シャルパンティエの作品多数
真夜中のミサ、テ・デウム、オラトリオ「サウルとヨナタンの死」、 ミサ《マリアは天に上げられ》、マニフィカト、ミゼレーレ、エレミアの哀歌、主イエス・キリスト御誕生の歌、聖母の祝日のためのモテット、聖母の連祷、詩編110、127、147編、賛歌「アヴェ・マリス・ステラ」、三重合唱のための「サルヴェ・レジーナ」、聖なるおとめマリアを讃える歌「告げ知らせてください、気高き者たち」ほか
●フランス・バロックのグラン・モテなど
アンリ・デュ・モン、フランソワ・クープラン、ミシェル・リシャール・ド・ラランド、ジャン・ジル

ルネサンスの宗教音楽
クリストバル・デ・モラーレス ミサ《ミル・ルグレ》、トマス・ルイス・デ・ビクトリア ミサ《プロ・ヴィクトリア》、カルロ・ジェズアルド 聖週間のレスポンソリウムなど

→ 詳細は 過去の演奏情報ページをご覧ください


2014/2015シーズン定期公演演奏メンバー


リーダー(指揮・オルガン): 花井哲郎

独唱:
(6月公演)
ソプラノ 花井尚美
テノール 櫻田亮
バス   春日保人

器楽:
(12月公演)
リコーダー 太田光子 辺保陽一
セルパン  橋本晋哉
(6月公演)
ヴァイオリン 小野萬里 丹沢広樹
ヴィオローネ 西澤央子
コルネット  上野訓子 笠原雅仁 細川大介
トロンボーン 大内邦靖 三田博基 宮下宣子
リュート   上田朝子 金子浩
オルガン   上尾直毅

声楽アンサンブル・合唱:
コントラポント合唱隊
ソプラノ 鏑木綾 神山直子 田村幸代 山口紗知
アルト  青木美桜 佐藤拓 前島眞奈美
テノール 金沢青児 富本泰成 沼田臣矢 渡辺研一郎
バス   大沼海渡 櫻井元希 西久保孝弘 松井永太郎


2014/2015シーズン定期公演プログラム

魅力あふれる3つのプログラムをご用意いたしました。6月定期公演はコントラポント結成10周年記念演奏会となります。

主催:フォンス・フローリス 12月21日、3月22日公演の助成:文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)

2014年12月21日(日)午後7時開演
第18回定期公演 クリスマス・コンサート
『ああ、大いなる神秘』 イタリア・ルネサンス、フランス・バロックの祈りの音楽

 三鷹市芸術文化センター 風のホール(東京都三鷹市上連雀6-12-14)

〈コントラポント合唱隊による独唱・合唱と器楽*〉
*リコーダー、セルパン、オルガン


コントラポントのクリスマス・コンサート、今回はリコーダー、セルパン(蛇の形をした低音の管楽器)、それにオルガンと共に、若手声楽家による合唱隊が独唱も担当して変化に富んだプログラムを歌います。
前半はイタリア・ルネサンスの音楽です。パレストリーナのミサは厳かな神秘をたたえた作品、それにグレゴリオ聖歌、モテット、華麗なリコーダー独奏曲を加えて聖なる季節を演出します。
後半はフランス・バロックで、まずはブジニャックです。耳慣れない名前かもしれませんが、17世紀前半に南仏で活躍した作曲家です。その作品は大胆で時に奇想天外、とてもそんなに古い音楽とは思えません。もっともっと注目されていい奇才です。
そして最後にお馴染みシャルパンティエの羊飼いの音楽、うきうきとした気分にさせてくれる、美しく楽しいクリスマスの定番です。
クリスマスを迎える季節、今年もコントラポントの心温まるコンサートでお楽しみください!

演奏曲

パレストリーナ

ミサ《ああ、大いなる神秘》より、キリエ・グロリア「今日キリストがお生まれになった」
Giovanni Pierluigi da Palestrina (1525/6-1594)
Missa O magnum mysterium -Kyrie, Gloria/Hodie Christus natus est


アンドレア・ガブリエリ
「誰を探しているのですか、羊飼い達よ」
Andrea Gabrieli (1532/3-1585)
Quem vidistis pastores


ギヨーム・ブジニャック
「すべてが静寂をたもっていた時」/「見よ、愛の祝典」
Guillaume Bouzignac (ca.1587-after 1642)
Dum silentium tenerent omnia/Ecce festivitas amoris


マルカントワーヌ・シャルパンティエ
わたしたちの主イエス・キリスト御降誕の歌
Marc-Antoine Charpentier (1643-1704)
In Nativitatem Domini nostri Jesu Christi Canticum


ほか


12月6日(土)事前レクチャー(ミニ)コンサート開催!
午後5時開演 聖母病院 聖堂(東京都新宿区中落合2-5-1)
お話(30分):花井哲郎
演奏(15分):コントラポント合唱隊
入場料:1,000円*
*12月21日公演チケットを持参された方に限り、コントラポント友の会会員は無料、その他の方は500円


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2015年3月22日(日) 午後5時開演 
第19回定期公演
『聖週間のア・カペラ合唱音楽』 日本聖公会神田キリスト教会
(東京都千代田区外神田3-5-11)

〈合唱隊単独公演〉


トマス・ルイス・デ・ビクトリア『聖週間の聖務日課』から 聖金曜日のエレミアの哀歌とレスポンソリウム
Tomás Luis de Victoria (1548-1611), Lamentatio Jeremiae Prophetae from Responsoria-Officium Hebdomadae Sanctae

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2015年6月22日(月)午後7時10分開演
第20回定期公演 結成10周年記念演奏会
『モンテヴェルディ 聖母の夕べの祈り』 カトリック関口教会(東京カテドラル聖マリア大聖堂)
(東京都文京区関口3-16-15)

〈独唱、合唱隊による声楽アンサンブルと器楽合奏*〉
*ヴァイオリン2、ヴィオローネ1、コルネット3、トロンボーン3、リュート2、オルガン1


クラウディオ・モンテヴェルディ 聖母の夕べの祈り
Claudio Monteverdi (1567-1643), Vespro della Beata Vergine


コントラポント友の会のご案内

 

《定期会員》1年間3プログラムを通してコントラポントの演奏をお楽しみいただける定期会員。
  会費 11,500円 *定期公演3回のチケット・各1枚のご購入代金。通常の前売料金より1,700円お得です。
  特典
  ・ライブCD贈呈 公演ライブCD(非売品)を1枚贈呈します。
  ・特別公演ご招待 2014年12月6日に開催するレクチャーコンサートにご招待します。
  (裏面に「コントラポント」と押してある会員チケットをお持ちください)
  ・会員割引 フォンス・フローリス主催公演チケットを割引価格でご購入いただけます。(会員ご本人様1名分のみ)
  ・プログラムへの芳名記載 お名前をプログラムへ記載いたします。匿名希望の方は、お申し込み時にお知らせください。

《賛助会員》 安定的な運営をご寄付で支えてくださる“賛助会員”を募っております。継続的な演奏活動のために、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
  会費  1口2万円  *定期公演3回のチケットを各1枚贈呈いたします。
  特典  定期会員に準じます。

《ご寄付について》1口1万円より、随時受け付けております。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

参考:通常チケット料金
 2014年12月公演 前売:一般4,000円 ペア7,000円 当日:4,500円 学生 2,500円
 2015年 3月公演 前売:一般4,200円 ペア7,400円 当日:4,700円 学生 2,500円
 2015年 6月公演 前売:一般5,000円 ペア9,000円 当日:5,500円 学生 2,500円