古楽アンサンブル「コントラポント」は、17世紀を中心にその前後数十年、後期ルネサンスからバロックにかけての宗教音楽をレパートリーとした声楽器楽アンサンブルです

古楽アンサンブル「コントラポント」−過去のニュース&トピックス

終了しました 第10回定期演奏会『聖母被昇天のミサ』 〜17世紀パリ夏の祭典

6月10日(金)午後7時(6時30分開場)渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール

第10回演奏会ちらし前回コントラポントが演奏した「シャルパンティエ テ・デウム」から前奏曲をご紹介します。6月10日に演奏いたしますので、ぜひお楽しみに!

フランス・バロックを代表する宗教音楽作曲家シャルパンティエが作ったミサ曲の最高峰「ミサ《マリアは天に上げられ》」を中心としたプログラムです。この祝日の出来事を、マリアとイエスという登場人物と合唱によって物語っていく、一種の小さなオラトリオ、そして特に序曲によって広く知られた名曲、テ・デウムを合わせて上演します。
古楽声楽を専門とする独唱者、若手声楽家によるプロの小合唱、そしてリコーダー、バロック・オーボエ、テオルボなどを含む古楽器によるオーケストラが、フランス・バロック特有の演奏法に基づき、時代様式を生かした演奏で、名曲を現代に甦らせます。「コントラポント」はこの演奏会で10回目の定期公演を記念します。

■公演中止のお知らせ
『ラテン・バロック!至高の天使たち〜17・18世紀ペルーとボリビアの宗教音楽』

3月27日(日)トッパンホールにて行われる予定の公演を中止いたします

第9回演奏会ちらし アドリアン・ファン・デル・スプール氏を招聘して公演を行う予定でしたが、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震とその後の福島の原発事故により、本人の来日が困難になったこともあり、やむをえず本公演を中止させていただくことになりましたことを、ここにお知らせいたします。
お手持ちの公演チケットにつきましては、すべて払い戻しをさせていただきます。
皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますことをお詫び申し上げます。

開催日は未定ですが、また日を改めて本公演を実施できるよう計画していく予定です。決定次第ホームページなどを通してお知らせいたしますので、その際には是非ご来場くださいますよう、お願い申し上げます。
みなさまのご無事と平安を心よりお祈り申し上げます。

●公演中止に関するお問い合わせ
フォンス・フローリス事務局(窪田)m-kubota@fonsfloris.com

●払戻方法
【1】トッパンホールチケットセンター、フォンス・フローリス事務局でご購入頂いた方
   以下のようにお手続きください。
【2】その他のチケットセンターでご購入頂いた方
   各チケットセンターで払い戻しを受けてください。 【払い戻し期間 4月11日(月)まで】

■トッパンホールチケットセンター、フォンス・フローリス事務局でご購入頂いた方
4月11日(月)必着で、下記住所まで「ヤマト運輸の速達メール便」あるいは「郵便局の特定記録郵便」でご返送ください。
*郵送料は返金額に上乗せして、こちらで負担いたします。 *チケット到着後、2週間以内をめどにご返金いたします。
■返送時の注意事項 チケット返送時に必ず下記の内容を記載したメモを同封いただきますようお願いします。
1. ご住所
2. お名前
3. 連絡可能な電話番号
※メモの内容と同封されたチケットに相違がある場合、お電話にて確認させて頂くことがあります。
4. 返送チケットの種類(一般、ペア、学生)と枚数
5. 払戻金の振込先
 金融機関・支店・種別・口座番号・口座名義 *以上の項目を漏れ無くご記入ください。
■返送先  〒270-0176 流山市加3-6-1壱番館1204  フォンス・フローリス事務局 窪田 TEL:04-7140-7225

■『ルイ14世のミサ』直前情報!

フランス・バロックがもっともっと面白く聴ける!ぜひお読み下さい。

●花井哲郎による「聴き所」「裏話」を掲載いたしました。→「フォト&コラム
●当日配布の公演プログラムに掲載される「解説」を、期間限定でお読みいただけます。 →掲載終了しました
●出演者情報を更新しました→「スケジュール
(2010年8月28日)

■第8回演奏会 ご案内

「ルイ14世のミサ」  2010年9月3日 午後7時 東京カテドラル 聖マリア大聖堂

ルイ14世のミサ第7回演奏会に引き続き、東京カテドラル 聖マリア大聖堂の豊かな響きを堪能いただける演奏会です。独唱、20名規模の管弦楽に今回から若手声楽家20名ほどによる合唱が新たに加わり、演奏に花を添えます。
大規模で壮麗なヴェルサイユの典礼をぜひ体感してください。
演奏会の詳細はこちらをご覧下さい(2010年6月9日)

●関連企画のご案内
フォンス・フローリス古楽院 特別講座『フランス・バロック音楽の話』
毎回一人の作曲家を取り上げて、CD、DVD鑑賞などを交えて関根敏子先生がレクチャーしていく6回連続講座。
土曜の夜、フランス・バロック音楽の魅力を花井哲郎のチェンバロ演奏や選りすぐりの美味しいお菓子とともにお楽しみください。
特別講座の詳細はこちら(PDFファイル)
全6回通しの受講料:15,000円 申込締切:6月19日(土)※翌20日より先着順に一回ずつの受講申込を受け付けます
申込、問い合わせ先:フォンス・フローリス 窪田 m-kubota@fonsfloris.com

■フォンス・フローリスより「アドリアンによる南米バロック音楽のレクチャー」

2010年7月7日 午後7時〜8時45分 八雲住区センター2階 第6会議室

中南米バロック音楽に豊富な知識を持ち、欧米で活躍する、花井哲郎の盟友アドリアン・ファン・デル・スプールが来日する機会に、特別講座を企画しました。南米バロック音楽の実態や、現在のラテン音楽演奏に繋がる側面など興味深いお話が聴けます。バロック音楽愛好家だけでなく、ラテン音楽愛好家・演奏家にも貴重な機会です。多くの方のご参加をお待ちします。
詳細はこちらをご覧下さい(2010年6月30日)

アドリアンは、来年3月にコントラポントと共演いたします!どうぞお楽しみに。

■リーダーの花井哲郎がNHK-FMに出演いたします

2009年10月19日(月)〜22日(木)いずれも19:30〜21:10(予定)

「ベストオブクラシック」古楽週間の番組解説を務めます。詳細は花井哲郎のブログをご覧ください。(10月6日掲載)

■花井哲郎より皆様へ「南米バロックの魅力」

アドリアンとのリハーサルが始まっています!

「これが古楽?」と誰もが思うような、鮮烈なリズムの、フォルクローレの味たっぷりの音楽ばかりです。しかも、プログラムの半分は、アフリカから労働力として連れてこられた黒人が、舌足らずなスペイン語で歌う歌を、南米のスペイン人が多少からかい半分に模倣して作られた曲、ということで、リズムのノリもさらに楽しさにあふれています。もちろん、すべて本邦初演と思われます。ボリビアのジャングルの中にある教会に保存されている、イエズス会宣教師時代の写本などから取られていますが、中にはアドリアン・ファン・デル・スプールが最近ボリビアに行って演奏譜を制作してきたばかりの、現代においては世界初演の曲も含まれています。
アドリアンはアルゼンチン出身で、まさに体から南米の空気が漂ってくるような人です。オランダ人の血もひいていて、現在は古楽のメッカ、オランダを拠点に活躍、まさに「南米の古楽」にうってつけの人物です。バロック・ギターやら打楽器やらを弾きながらの指揮で、歌も歌います。前回来日の際は、日本の夏のエアコンにあたってしまい声が不調でしたが今年はそんな心配もなく、本場の歌い回しが実に素敵な彼の歌声も聞けます。
11月28日(金)午後7時 トッパンホールにて。詳細はスケジュールをご覧下さい (2008年11月26日)
スケジュールに、演奏曲目をすべて掲載いたしました。

■asahi.comに公演紹介記事が掲載されました

http://www.asahi.com/showbiz/music/TKY200811170230.html

11月28日公演の紹介記事が、asahi.com(インターネットニュースサイト)に掲載されています。タイトル下部分のURLをクリックしてご覧ください。前売チケット好評発売中です。詳細はスケジュールをご覧下さい (2008年11月17日)

■11月公演へ向けて

オランダより、花井哲郎の盟友が来日します!

7月21日の第4回定期公演は、ご来場いただきました皆様、その他多くの方のご支援によって無事終了することができました。「1回だけの本番ではもったいない」などの声もきかれ、ありがたく思うと同時に、今後の課題として取り組んでいきたいと思った次第です。演奏者のプロフィール写真も撮影いたしましたので、後日「フォト&コラム」に掲載予定です。
さて、次回は11月28日(金)午後7時より、同じくトッパンホールです。同じ17世紀でも南米に舞台を移し、現地の作曲家などによるキリスト教音楽を演奏いたします。客演指揮であり、様々な楽器も操るアドリアン・ファン・デル・スプールからのコメントも、「フォト&コラム」でご紹介したいと思っておりますので、どうぞお楽しみに!(2008年7月22日)
詳細はスケジュールをご覧下さい

■7月21日公演直前情報

午後3時よりトッパンホールにて。当日券もご用意しております

花井哲郎より皆様への公演の聞きどころをご案内します:
だいぶ暑くなってきましたが、皆様元気でお過ごしでしょうか。ひいひい言いながらも私は夏は大好きです。毎日汗だくになりながらコントラポントの練習に通っています。なかなかいい感じになってきています。

今回のプログラムは、去年に続いてフランス・バロック宗教音楽最大の巨匠シャルパンティエですが、演奏会後半のオラトリオが素晴らしいのです。題材は旧約聖書サムエル記から取られています。イスラエルの王サウルとその息子で美青年のヨナタンが戦場で最後の時を迎え、それをダビデが嘆き悲しむといった話です。敵の大群に恐れるサウル王(春日保人)が魔術師の女(及川豊)に、助言を求めて死んだサムエルの魂を呼び起こしてもらうことを頼むと、魔術師の女は妖しい雰囲気いっぱいの魔術の歌を歌います。やがて現れたサムエル(小笠原美敬)はサウルの死を予言、ヨナタンも戦死して絶望したサウルは自殺しようとしますが、力なくできずに、通りがかりの兵士(谷口洋介)に殺してもらいます。その顛末を兵士から聞いたダビデ(櫻田亮)が親友ヨナタンの死を嘆き悲しむ感動的な哀悼歌を歌うのです。
前半には、聖母をたたえる実に美しい作品、言葉と音による祈りの花束のような2曲を演奏します。こちらは女性陣が大活躍します。ラテン系の情熱的なヴァイオリン、充実の通奏低音群と共に、私はオルガン、チェンバロ、そしてレガールというリード管のオルガンの3台を弾き分けてアンサンブルに彩りを添えます。
きっと皆様に楽しんでいただける演奏になることと思います。ご来場をお待ちしています。

公演の詳細はこちら(2008年7月20日)

■演奏をお聴きいただけるようになりました

今後もライブ音源を中心に追加予定です

大変お待たせいたしました。古楽アンサンブル「コントラポント」の演奏をお聴きいただけるようになりました。
メニューの「試聴」、または下のリンクをクリックしてください。
コントラポントの演奏試聴ページへ
第一弾は、昨年12月公演からです。随時追加して参りますので、どうぞお楽しみに!(2008年7月12日)

■2008年主催公演日程とプログラムが決定!

7月21日(月・祝)、11月28日(金)の2回です

7月はシャルパンティエのモテットやオラトリオを、11月には、あのアドリアン・ファン・デル・スプールをオランダより迎え南米の宗教音楽を演奏いたします!今年もコントラポントの音楽にどうぞご期待下さい。
※未定部分は決定次第掲載いたします ※公演内容は予告なく変更される場合があります(2008年3月1日)
※7月公演の出演者が決定、チケットも4月25日より販売いたします(2008年4月23日)