2021年度オンライン講座 | フォンス・フローリス古楽院

フォンス・フローリス古楽院は、西欧中世・ルネサンス・バロックの時代の音楽を、主に歌のアンサンブルを中心として実践する人たちのための学びの場です。古い音楽にふさわしい発声の基本、記譜法、声と声によるアンサンブル、言語の感覚、音楽史の知識、そして古い音楽の持つ深い霊性と高貴な精神性を、様々な楽曲を通してともに楽しみながら学んでいきましょう。

オンライン講座について

2021年度の講座はインターネット・サービス Zoom(ズーム)を使ったオンライン講座でスタートします。皆さんで声を合わせることは残念ながらできませんが、オンラインならではの利点も生かした内容にしていきます。

  • 遠方の方でも安心して受講して頂くことができます。
  • 通年歌唱講座では、ご希望の方には声を録音して頂き、歌唱指導も行います。(Gn グレゴリオ聖歌入門を除く)
  • 受講にはインターネット通信環境とパソコン(マイクとカメラ使用)あるいはスマホやタブレット(Wi-Fi推奨)が必要です。資料を示しますので大きめの画面が望ましいです。
  • 講座内容は録画し受講生限定で配信しますので、当日欠席されても後日すべてご覧頂くことができます。また繰り返し視聴して学びを深めることができます。
  • 使用する楽譜や音声資料などは随時ダウンロードして頂くことができます。楽譜に関してはご希望の方には印刷したものを送付いたします。

こちらでご案内するオンライン講座はすべて最後までオンラインを続けますが、状況が許すようなら秋以降に対面式の講座を新たに開講することも検討しています。その場合オンライン講座からの移動もできるよう配慮する予定です。

本年度の取り組み

今年はルネサンス・フランドルの巨匠ジョスカン・デ・プレJosquin des Prez (ca.1450/55?-1521)没後500年を記念した講座を多数ご用意しました。「Rs 初めてのルネサンス音楽」「Rn ルネサンス音楽入門」「R ルネサンス音楽 ジョスカンの傑作を歌う」「L ジョスカンの生涯と作品その3」ではこの素晴らしい大作曲家の音楽に親しむことができます。

通年の歌唱実践講座は、状況により開催可能な場合は
2022年2月11日(金・祝)
のフォンス・フローリス発表会で演奏発表します。(春期講座、音楽史講義は発表なし)

過去の発表会の様子

講座ではこのような楽譜を使用します

春期講座

Gs初めてのグレゴリオ聖歌

講師: 渡辺研一郎(3月6日)・
花井哲郎(3月20日)
  • 2021年3月6日(土)・
    3月20日(土) 10:00-12:00
  • 各1回 3,000円

ミサや聖務日課といったキリスト教の典礼のための音楽として、非常に長い歴史を持つグレゴリオ聖歌は、まさに西洋音楽の源泉であり、また同時にすぐれた芸術的歌曲でもあります。そして中世・ルネサンス期のポリフォニー(多声音楽)や、その後現代にいたるまでの音楽や作曲家にも影響を与えています。この講座はグレゴリオ聖歌が初めてという方のための講座で、興味のある方ならどなたでも受講いただけます。各講座の内容はほぼ同じですがそれぞれ担当講師が異なり、扱う曲も違いますので、理解をさらに深めるために両日とも受講されることをお勧めいたします。もちろんどちらか1回の受講でも構いません。通年講座「グレゴリオ聖歌入門」への導入編でもありますが、この講座のみの受講も可能です。

Rs初めてのルネサンス音楽

講師: 櫻井元希(3月6日)・
花井哲郎(3月20日)
  • 2021年3月6日(土)・
    3月20日(土) 13:30-15:30
  • 各1回 3,000円

15〜16世紀の音楽は、オリジナルの写本ではすべて計量記譜法によって記されています。現代の楽譜とは異なっていて、その解読はルネサンス音楽の理解に欠かせません。この講座では全くの初心者のために計量記譜法を基本の基本から解説して、簡単な楽曲を歌えるところまでを目指します。教材としてジョスカン・デ・プレの作品から一部分を使います。各講座の内容はほぼ同じですがそれぞれ担当講師が異なり、扱う曲も違いますので、理解をさらに深めるために両日とも受講されることをお勧めいたします。もちろんどちらか1回の受講でも構いません。合唱の心得がある方なら、どなたでも受講できます。通年講座「ルネサンス音楽入門」への導入編でもありますが、この講座のみの受講も可能です。

Ms初めての中世音楽

講師: 夏山美加恵
  • 2021年3月21日(日) 14:00-16:00
  • 全1回 3,000円

12世紀から14世紀の中世フランスを中心としたヨーロッパでは、どんな歌が作られ、歌われ、そして発展していったのでしょう。それを時代を追って紹介いたします。南フランスのトゥルバドゥールや北フランスのトゥルヴェールの音楽、そしてそれらが他の国にどれほど強い影響を与えたのか、といったことなどを、美しい調べの歌を聴いたり、写本の画像をお見せしながらご案内いたします。通年講座「ひとりでも歌える中世音楽」への導入編でもありますが、この講座のみの受講も可能です。

S1ソルミゼーション初級:
6音階名唱実践の基礎

講師: 辻康介
  • 土曜 19:00-21:00
  • 2021年4月10日 4月17日 
    5月1日 5月8日
  • 全4回 12,000円

11世紀、それまで口伝だった聖歌を、紙に書いて伝えようとした頃、音楽教育の現場担当だった修道士グイード・ダレッツォは、元祖「ドレミの歌」となる賛歌を子供たちに憶えさせ、ドレミファソラの6音階をまずは把握すること提案しました。これはあくまで子供のためだったのですが、6音階とその階名唱「ソルミゼーション」は、オクターヴを歌うのに2つの6音階を組み合わせるシステムとして、音楽の教育と理論の基礎となりました。デュファイやジョスカンはもちろん、モンテヴェルディやバッハもこれを実践、ハイドンやベートーヴェンも学んだのです。古楽のレパートリーを実際に6音階名唱で歌ってみると、古楽の旋律の美しさや楽しさ、作曲家の狙いを再発見できます。古楽を楽しむなら、一度は挑戦してみましょう!

S2ソルミゼーション中級:
ルネサンスの旋法論

講師: 辻康介
  • 土曜 19:00-21:00
  • 2021年5月22日 5月29日 
    6月12日 6月19日
  • 全4回 12,000円

今ではドレミファソラシドの長音階が音楽の基本であると多くの人が考えていますが、中世以降バロック期に至るまでは「シ」の無い6音階が基準でした。一方修道士たちが聖歌の調べを分類するために生まれた「旋法」理論は、デュファイやオケゲムの頃から、ポリフォニーの旋律論として語られ、作曲家達は歌詞にふさわしい旋法を選ぶところから始めました。旋法の違いは音階の種類だけでなく、旋律的支配音、5度や4度のフレーズ、音域など様々な視点から論じられています。この講座では実践的で心躍るヒントに満ち溢れた、6音階名を前提としたルネサンスの旋法論を深めます。初級の続編として開講しますが、単独での受講も可能です。

V声楽講座 「そこが知りたい、
声のこと」

講師: 富本泰成
  • 土曜 16:30-18:30
  • 2021年4月17日 5月22日 
    6月19日 7月17日
  • 全4回 12,000円

独唱、合唱を問わず、歌を歌う時に生じる様々な課題、発声上の問題、アンサンブルがうまくいくコツなどについて語る講座です。「いい声でハモる」ことを目指して演奏、また指導活動を活発に行っている若手声楽家富本泰成が、歌うすべての人の疑問に答えます。

  • 第1回「発声のしくみ」:発声に関わる様々なパーツの動きと音色への影響を学びます。これらのことを知っていれば、様々な音色への理解が深まり、表現の幅が広がります。
  • 第2回「ジャンルによる発声」:ルネサンスのアンサンブル曲、バロックの独唱曲、またバッハの合唱などの発声の仕方について動画や音源を聴き、また講師自ら実演しながら、それぞれの特徴についてお話しします。またオペラなどの発声との違いについても学びましょう。
  • 第3回「ハモる声」:ハモる、ってどういうこと?人と声を合わせるためには何が必要なのか、またハモるための音律、特に純正な音程の秘密を解き明かします。ハモらない(=旋律的な)ピタゴラス音律との違いも学びましょう。
  • 第4回「あなたの声を診断します」:ご希望の方にあらかじめ随意の曲を録音して頂き、その発声がどのような状態なのか解明します。また、よりよくハモるためにどのようにしたら良いのか、その解決法を指南します。

通年歌唱講座

Gnグレゴリオ聖歌入門

講師: 渡辺研一郎
  • 土曜 10:00-12:00
  • 2021年4月24日 5月29日 6月26日 
    7月24日 9月25日 10月16日 
    11月27日 12月4日 
    2022年1月15日 
    1月29日
  • 全10回 30,000円

グレゴリオ聖歌は初めてという方、興味はあるけれど学んだことは無いという方、など初心者のための講座です。各回あるいは何回かに渡ってテーマとなるグレゴリオ聖歌を講師が予め選び、資料を事前に共有した上で学んでいきます。資料は講座当日に画面上にも映し出され、リアルタイムで講師が書き込みなどを行いながら進めます。また、講座の中で講師に合わせて歌ったり、講師が用意する参考音源を用いて自習をすることで、オンラインであっても出来るだけ実践的な内容を盛り込みます。一方で、グレゴリオ聖歌の名前の由来、記譜の変遷、教会旋法、ネウマなど、グレゴリオ聖歌に関する歴史や音楽理論について座学的にも触れていきます。特に、10〜11世紀の「ザンクト・ガレン系」のネウマについては詳しく扱う予定です。

※本講座では、受講者からの録音提出やsoundtrap等のアプリを使用した録音及び歌唱についての指導は行いません。

Rnルネサンス音楽入門

講師: 櫻井元希
  • 土曜 13:30-15:30
  • 2021年4月24日 5月29日 6月26日 
    7月24日 9月25日 10月16日 
    11月27日 12月4日 
    2022年1月15日 
    1月29日
  • 全10回 30,000円

ルネサンス音楽を当時の楽譜で使われていた白色計量記譜法で歌う、初心者のための入門講座です。合唱団などでルネサンスの音楽は歌ったことはあるが、オリジナルの楽譜は使ったことのない方、古い音楽のア・カペラのアンサンブルは初めての方など歓迎です。教材としてジョスカン・デ・プレのミサやモテットの中から、二重唱やカノンなどを取り上げ、初めての方でも楽しく白色計量記譜法に親しんでいきます。ルネサンス・ポリフォニーの歌いまわしは、グレゴリオ聖歌の歌いまわしを勉強することでより理解が深まりますので、グレゴリオ聖歌入門(Gn)を併せて受講されることをお勧めします。歌唱・合唱などの経験のある方ならどなたでも受講できます。

Mひとりでも歌える中世音楽

講師: 夏山美加恵
  • 日曜 14:00-16:00
  • 2021年4月25日 5月16日 6月13日 
    7月11日 8月1日 10月3日 
    11月7日 12月5日 
    2022年1月23日 
    2月6日
  • 全10回 30,000円

中世音楽はひとりでも歌えます。立派なアンサンブルや楽器がなくても十分に楽しめる美しい音楽がたくさんあります。単旋律のシャンソンやイタリアのラウダ、聖母マリアのカンティガ集やマショーのヴィルレー等の曲を取り上げます。オンラインによる授業では歴史的背景の説明のほか、歌唱指導もじっくり行いたいと思います。とっつきにくい古い言葉の発音も、丁寧に指導いたします。ドローンに合わせたり、リフレインなども加えて、単旋律を豊かな音の世界に作り上げてゆきましょう。あなたも吟遊詩人になれるチャンスです!

Gグレゴリオ聖歌に親しむ

講師: 花井哲郎
  • 土曜 13:00-15:00
  • 2021年4月17日 5月15日 6月12日 
    7月17日 8月28日 9月11日 
    10月9日 11月13日 12月11日 

    2022年1月22日
  • 全10回 30,000円

グレゴリオ聖歌の基本をひととおり学んだ方のための講座です。ミサ固有唱、ミサ通常唱、中世に栄えた続唱やトロープス、聖務日課のためのアンティフォナや詩篇唱、賛歌、典礼劇、など聖歌の様々なジャンルの曲をできるだけ網羅的に扱い、グレゴリオ聖歌の全体像を把握することを目指します。もちろん古ネウマを参照しながら聖歌の表現も追求していきます。楽譜と参考音源を配布しますので、声を合わせてご一緒に歌ってみてください。ご希望の方には、録音をしてくだされば個別に歌唱指導もいたします。

Rルネサンス音楽:
ジョスカンの傑作を歌う

講師: 花井哲郎
  • 土曜 10:00-12:00
  • 2021年3月27日 5月8日 6月5日 
    7月3日 7月31日 10月2日 
    11月6日 12月18日 
    2022年1月8日 
    2月5日
  • 全10回 30,000円

この講座ではジョスカンの最高傑作の数々を歌いながら学んでいきます。ミサ曲、モテット、シャンソンとすべてのジャンルから「おいしい」ところばかりを取り出し、オリジナル譜を読み解きながら歌っていきます。曲を仕上げるというよりは、歌いながらジョスカンに親しむことを目的とした講座です。記譜法の基本を習得された方が対象ですが、初めての方で受講ご希望の方は、「初めてのルネサンス音楽」をあらかじめ受講されるか、あるいは事前個人レッスンをお申し込みください。7月までに扱った曲については8月に原村での夏期合宿で練習します。合わせてご参加頂けますとオンラインで学んだ曲を実際に皆さんで声を合わせて歌うことができます。

音楽史講義

Lジョスカンの生涯と作品 その3

講師: 花井哲郎
  • 土曜 10:00-11:30
  • 2021年4月17日 5月15日 6月12日 
    7月17日 8月28日 9月11日 
    10月9日 11月13日 12月11日
  • 全9回 20,000円

ジョスカン・デ・プレの生涯をたどりながら、その全作品を学ぶ講義の3年目です。ジョスカン後半生の活動を詳細にみていきます。さまざまな録音を聴きながら、オリジナルの写本を参照し、また歌詞を読み解いて、各曲の面白さ、聞きどころ、作品の背景などを解説していきます。主にDavid Fallows著 "Josquin" (2009)を基にして進めますが、講義形式なので原著を手にする必要はありません。毎回必要な資料を配付します。

FBシャルパンティエから見た
フランス・バロック音楽

講師: 関根敏子
  • 土曜 16:00-18:00
  • 2021年5月8日 6月5日 7月3日 
    10月16日 11月20日 12月4日 
    2022年1月15日
  • 全7回 21,000円 *各回ごとの受講も可能です。(1回3,500円)

NHK FM「古楽の楽しみ」でおなじみの関根敏子先生が、西洋音楽史のなかでもとりわけ特徴的な「フランス・バロック音楽」の魅力あふれる世界について、フランス音楽界の旬な話題なども織り交ぜながらお話する楽しい連続講座です! 昨年度の講座ではマルカントワーヌ・シャルパンティエ Marc-Antoine Charpentier (1643-1704) の生涯と主な作品について体系的に見てきましたが、今年度はそこで扱いきれなかったシャルパンティエの名作の数々(まだまだあります!)を取り上げます。特に同じジャンルの他の作曲家による作品との関連を軸に据えて多角的にアプローチし、シャルパンティエ以外のいろいろな作曲家の作品も紹介します。今年はあらかじめ録画した動画をご覧頂き、その後に講師と質疑応答を行います。

*登場予定の作曲家:リュリ、ランベール、ド・ラランド、マラン・マレ、ド・ラ・ゲール、カンプラ、コレット、ダカンなど多数!

  • 第1回祝祭の讃歌「テ・デウム」
  • 第2回美しき暗闇の祈りの歌「ルソン・ド・テネーブル」
  • 第3回フランス式宗教音楽「グラン・モテ」と「プティ・モテ」
  • 第4回宮廷の合奏音楽
  • 第5回楽しいクリスマスの音楽
  • 第6回特別編:リュリのアルミードを学ぶ(特別ゲスト:バロック・ダンサー岩佐樹里)
  • 第7回世俗カンタータとオペラ

夏期合宿

これだけはリアルで!※実際にはディスタンス等
感染症対策した上で行います

夏期合宿講師:花井哲郎

  • 会場:八ヶ岳自然文化園
  • 2021年8月20日(金)14:00集合 ~ 22日(日)15:00解散
  • 受講料 20,000円
  • 食事・宿泊費 実費(2泊3日で約20,000円)

長野県原村の静かで美しい別荘地で、グレゴリオ聖歌とルネサンスのポリフォニーを学び歌う3日間の合宿を行います。都会の喧噪を離れ、じっくりと音楽と向かい合います。単旋律聖歌のほかにジョスカン・デ・プレの傑作の数々、特に通年のオンライン講座「ルネサンス音楽 ジョスカンの傑作を歌う」で扱った曲を練習します。1日の講習の最後はグレゴリオ聖歌の「終課」を歌ってしめくくります。今年は原村の施設「八ヶ岳自然文化園」大研修室の広い空間で、感染症対策を十分した上で歌います。宿泊は原村のペンションです。個室対応いたしますが、御家族など2人部屋の用意もできます。

*7月31日(土)13:30-15:30に合宿で扱う曲の事前オンライン練習を行います。合宿参加に必須ではありませんが、ご都合のつく方は是非ご参加ください。(受講料3,000円)

講師プロフィール

花井哲郎
(フォンス・フローリス古楽院 院長)

古楽演奏家。1996年以来ア・カペラの声楽アンサンブルである「ヴォーカル・アンサンブル カペラ」の音楽監督としてグレゴリオ聖歌とルネサンス音楽の演奏を続ける。CDアルバムではジョスカン・デ・プレのミサ曲全集シリーズを好評リリース中。また声楽と器楽による「古楽アンサンブル コントラポント」のリーダーとして、主にバロック時代の宗教音楽演奏に取り組み、2016年には Ottava Records レーベル第1弾としてモンテヴェルディ「聖母の夕べの祈り」のライブ録音をリリースする。2015年より長野県の原村で「はらむら古楽祭」を企画開催、指揮者またオルガン、チェンバロ奏者として演奏会を行う。フランス・バロック宗教音楽を専門とする「合唱団フォンス・フローリス」指揮者、また様々な古楽アンサンブルの指揮、指導を行う。「フォンス・フローリス古楽院」院長、国立音楽大学講師。

渡辺研一郎

1990年生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。東京藝術大学院音楽研究科修士課程音楽学専攻修了。グレゴリオ聖歌の初期の記譜法である「譜線無しネウマ」の研究論文により修士号(音楽)取得。ピアノを小倉郁子、志村泉、林苑子、E. D. ヴァイスハールら、クラヴィコードを高橋尚子、合唱指導法を笠置英史、グレゴリオ聖歌やポリフォニーといった中世・ルネサンス期の教会音楽を花井哲郎、声楽を花井尚美の各氏に師事。アルベルネユーゲントコール、立教トリニティコール、行徳混声合唱団、常任ピアニスト。日本合唱協会(室内合唱団「日唱」)ピアニスト。ヴォーカル・アンサンブル カペラメンバー。日本グレゴリオ聖歌学会員。

櫻井元希

広島大学教育学部第四類音楽文化系コース、東京藝術大学音楽学部声楽科を卒業。同大学院古楽科をバロック声楽で修了。声楽を枝川一也、益田遙、河野克典、寺谷千枝子、櫻田亮の各氏に、バロック声楽を野々下由香里氏に、合唱指揮をアレクサンダー・ナジ氏に、指揮を今村能氏に、古楽演奏を花井哲郎氏に、ヴォイストレーニングを Vocology in Practice の小久保よしあき氏に師事。これまでに、ヘンデル「メサイア」バッハ「ロ短調ミサ」「教会カンタータ」「マタイ受難曲」モーツァルト「レクイエム」などのソリストを務める。 Salicus Kammerchor、Ensemble Salicus を主宰。フォンス・フローリス古楽院講師。東京藝術大学バッハカンタータクラブ2013-2015年度演奏委員長。ヴォーカル・アンサンブル アラミレ、リーダー。The Cygnus Vocal Octet、ジャパンチェンバークワイア、ヴォーカル・アンサンブル カペラ、古楽アンサンブル コントラポント等に所属。

夏山美加恵

名古屋市立菊里高校音楽科卒業後、エリザベト音楽大学宗教音楽学科にて故鈴木仁氏に声楽を師事。第6回山梨古楽コンクール第3位入賞。同年オランダに渡り、ブラバント音楽院にて古楽声楽アンサンブルの訓練を受ける。その後デン・ハーグ王立音楽院古楽科古楽声楽コースに入学。音楽院卒業後、同校修士課程修了。王立音楽院在学中より中世音楽への意欲が高まり、欧州における著名音楽家による中世音楽のクラスや講習会を受講し、さらに研鑚を積む。オランダ国内外の多くの古楽アンサンブルと共演し、ユトレヒト、ブルージュ、ベルリン等の古楽祭にも多数参加。また12年間にわたってオランダのカトリック教会のカントルとして勤務した経験を持つ。現在もソロやアンサンブル歌手として中世からバロック時代の古楽作品、さらに現代音楽にいたるまで幅広いレパートリーで演奏活動を行う傍ら、古楽声楽アンサンブルの指導にも積極的に取り組んでいる。ヴォーカル・アンサンブル カペラ メンバー。

辻康介

歌手。ソルミゼーション講師として東京・名古屋・仙台・大阪で定期講座開講、日本合唱指揮者協会、日本合唱連盟、日本コダーイ協会、大学・高校教員の研究会などに講師として招かれた。国立音楽大学楽理科卒、同大学研究所研修課程終了、6年ほどイタリアに留学、ミラノ市立音楽院バロック声楽科2年専門課程終了。声楽を牧野正人、C.カヴィーナ、R.バルコーニらに、ルネサンス・ポリフォニーの演奏法と古楽の演奏理論をD.フラテッリらに師事。様々な楽団を主宰し古楽を中心に多様な音楽活動を展開、ジャズや能など他ジャンルのアーティストとの共演も多い。モンテヴェルディ「オルフェオ」(宮城聡演出)や「オルフェオの冥界下り」(安田登構成・演出)のオルフェオ役。都市楽師プロジェクト、青山学院大学鳥越けい子研究室のサウンド・スケープ企画、ジョングルール・ボン・ミュジシャン等で歌う。合唱団Ogmios指揮者、聖心女子大学グリークラブ常任指揮者。聖グレゴリオの家講師。

Photo by Sekido

関根敏子

音楽学。NHK-FM番組「古楽の楽しみ」パーソナリティ。桐朋学園大学音楽学部作曲理論学科(音楽学)卒業後、フランス政府給費留学生としてフランス国立パリ高等音楽院(パリ・コンセルヴァトワール)に学ぶ。またチェンバロをスコット・ロス、トン・コープマン他の各氏に師事。帰国後、桐朋学園大学・早稲田大学・立教大学・昭和音楽大学・東洋大学講師を歴任。フォンスフローリス古楽院講師、元音楽文献目録委員会事務局長。北とぴあ国際音楽祭アドバイザー。主要な著訳書:『古楽演奏の現在』(監修)、『西洋の音楽と社会:後期バロック』(監訳、2巻)『ドメニコ・スカルラッティ』[いずれも音楽之友社]、 A. ヘリオット著『カストラートの世界』(国書刊行会、共訳)、ドメル・ディエニー著『演奏家のための和声分析と解釈:フォーレ』(シンフォニア、翻訳)、フランス古地図散歩(連載、之潮)、リスト著「ショパン」(訳)他、多数。

富本泰成

東京芸術大学音楽学部声楽科を卒業。声楽を菅英三子、上杉清仁、川上茂、赤沢啓子の各氏に師事。大学卒業後は発声という運動をより科学的・解剖学的な視点から考えるために、さまざまなメソッドから学ぶ。Vocology in Practice の小久保よしあき氏、 Estill Voice Training の稲幸恵氏、ヴォイトレ・マスター®メソッドの Masayo Yamashita 氏に発声を師事。古楽演奏を花井哲郎氏、アカペラ・アンサンブルのハーモニー理論を犬飼将博氏に師事。2009年に創立された合唱団、 harmonia ensemble の団員として、2011年に行われた第40回トゥール国際合唱コンクール(フランス)にてグランプリを受賞、以降、2012年ヨーロッパグランプリ(スロヴェニア)、2013年南フランス国際合唱フェスティバル(フランス)、2014年第10回世界合唱シンポジウム(韓国)などに出場し、数多くの合唱経験を積む。その経験からアカペラのアンサンブルの演奏活動に特に力を入れており、「Vocal Ensemble 歌譜喜(混声)」「女声アンサンブル八重桜(女声)」「emulsion(男声)」の3つの声楽アンサンブルを主宰している。ヴォーカル・アンサンブル カペラ、古楽アンサンブル コントラポント、Salicus Kammerchor、Ensemble Salicus、vocalconsort initium、ENSEMBLE XENOS、メンバー。東京混声合唱団レジデントメンバー。

日程表

申し込み・問い合わせ

受講をご希望の方は、
こちらの申し込みフォーム
(https://forms.gle/UiuwMu44CF2H2SEh7)
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  • 8. 希望講座 ※Gs,Rsは希望日をお書きください。 ※合宿の事前練習、個室の希望をお書きください。

フォンス・フローリス古楽院 事務局 (コーラス・カンパニー内) 

 電話 075-415-8686
 FAX 075-415-8687
 メール kogakuin@fonsfloris.com