フォンス・フローリス バロック名曲シリーズ Vol.1
聖週間のフランス・バロック
〜高橋美千子リサイタル


フランソワ・クープラン
François Couperin (1668-1733)

ルソン・ド・テネブル第1番
Première leçon de ténèbres


マルカントワヌ・シャルパンティエ
Marc-Antoine Charpentier (1643-1704)

《私の魂は悲しむ》
“ Tristis est anima mea ” H.126

涙を流す聖女マグダレナ 
Magdalene lugens H.343


ほか

バロック名曲の新しい姿を紹介する新シリーズの1回目は、フランスを中心に欧州で活躍するソプラノ歌手・高橋美千子が登場。聖週間にふさわしいフランス・バロック宗教作品の名曲をお届けします。


2019年420日(土)
13:30開場 14:00開演

日本福音ルーテル東京教会(169-0072 東京都新宿区大久保1-14-14)

JR「大久保」駅から徒歩8分・「新大久保」駅から徒歩5分

東京メトロ・都営新宿線「東新宿」駅から徒歩8分


[全自由席] 前売・一般 4,000
学生 2,500円 当日 4,500


前売券取扱 :
e+(イープラス) http://eplus.jp/(eプラスは1/21から発売開始)

東京古典楽器センター 03-3952-5515

サンパウロ(「四谷」駅前) 03-3357-8642


聖週間のフランス・バロック~
高橋美千子リサイタル
(eプラスは1/21から発売開始)

問い合わせ:フォンス・フローリス (平日10時-17時) 070-4123-0871

email:contact@fonsfloris.com

ソプラノ:高橋美千子

ヴァイオリン:丹沢宏樹 原田陽

チェロ & ヴィオール:島根朋史

テオルボ:佐藤亜紀子

オルガン:花井哲郎

プロフィール

撮影 Kazuki Itonaga

高橋美千子 Michiko Takahashi
(企画・ソプラノ)

古楽から現代音楽まで幅広いレパートリーを持つ。 東京藝大卒業後、アンサンブル・プラネタとしてポニーキャニオンよりデビュー。古楽の名歌手アニェス・メロン女史に才能を見出され、渡仏。パリ市立高等音楽院古楽科で研鑽を積む傍ら、フランスでの演奏活動を始め現在に至る。A・メロン、H・クルック、I・プルナールに師事。野村文化財団奨学生、第 10 回プロヴェンツァーレ国際バロック声楽コンクール 3 位(1 位なし)。
パーセル『妖精の女王』 嘆き役、ラモー『優雅なインドの国々』ジーマ役、『プラテ』フォリー役、『遍歴騎士』アルジ役、ボワモルティエ『公爵夫人家のドン・キホーテ』公爵夫人役などのオペラに出演、高い演技力と圧倒的な存在感を評価される。宗教音楽では、バロック主要作品のソリストとしてアンブロネ音楽祭、ボーヌ音楽祭、ペリグー音楽祭などに招かれるほか、ヴェルサイユ宮廷礼拝堂での『テ・デウム』(H・マダン作曲)ライブ録音など、 時代やスタイルを心得た的確な歌唱と表現力、透明感のある歌声はフランスの数々の指揮者から信頼を受けている。
Les Cris de Paris、Stradivaria、Le parlement de Musique、 Ensemble la Fenice、Le tendre amour などと共演 。2015年にはドミニク・ヴィスとのデュオで日本ツアーを行い好評を博す。
日本では、欧州での経験を生かし、古楽や民族音楽などを独自の視点で集めたテーマ性の高いコンサートを展開している。2009年からパリ在住。フォンス・フローリスとは今回が初めての共演となる。
公式サイト https://www.takahashimichiko.com/


花井哲郎  Tetsuro Hanai
(企画・オルガン)

古楽演奏家。1996 年以来「ヴォーカル・アンサンブル カペラ」の音楽監督としてグレゴリオ聖歌とルネサンス音楽の演奏を続ける。CDアルバムとしてはジョスカン・デ・プレのミサ曲全集シリーズを好評リリース中。また「古楽アンサンブル コントラポント」のリーダーとしてバロック時代の宗教音楽演奏に取り組む。2016 年にはOttava Records レーベル第1 弾としてモンテヴェルディ「聖母の夕べの祈り」のライブ録音をリリース。2015 年より長野県原村で「はらむら古楽祭」を開催し、指揮者また鍵盤楽器奏者として演奏会を行う。2018年にはモダン楽器を使いながらも古楽的アプローチでのバロック音楽演奏を目指す若手奏者による室内管弦楽団「ボッシュ・コンソート」を結成、指揮。フランス・バロックの宗教音楽を専門とする合唱団フォンス・フローリスを始め、大阪、名古屋、水戸などで様々な古楽アンサンブルを指揮・指導している。フォンス・フローリス古楽院院長、国立音楽大学講師。
フォンス・フローリス公式サイト http://fonsfloris.com/index.html


丹沢広樹 Hiroki Tanzawa
(ヴァイオリン)

2000年より国内外で演奏、研鑚を積む。08年「Cembalism」の録音に参加、翌年NHK-FMにCD収録曲で生出演。同年「ソナール・カンタンド」での公演が月刊「音楽の友」誌にて『年間コンサートベスト10』に選ばれ、2010,12年ブレーシャ国際音楽祭に招聘され演奏。12年よりピアソラ5重奏団を複数主宰。13年より鍵盤奏者の杉本周介と八ヶ岳より古楽プロジェクトを定期的に発信。14年「ソナ・カン」の初アルバム『ケルティック・バロック』をリリース。2016年より室内楽シリーズ『楽壇の巨匠たち』を企画、発信。ルネサンス〜現代のジャンルを超越した奏法を実践する傍ら、幼児教育から多数のオーケストラ、アンサンブルの指揮、指導を続ける。


原田 陽 Akira Harada
(ヴァイオリン)

東京都生まれ。6歳でヴァイオリンを始める。13歳で渡米し、ジュリアード音楽院にてドロシー・ディレイに師事。17歳、当時最年少でパリ国立高等音楽院第三課程に入り、 レジス・パスキエに師事。2004 年S&R財団よりワシントン賞受賞。現在、バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラクラシカのメンバーとして主要国内外公演&録音に参加。2015年、寺神戸亮氏とモーツァルト協奏交響曲をヴィオラソロにて共演。2017年に、「アンサンブル・ヴァガボンズ」を結成。その旗揚げ公演に、マーラー・大地の歌(シェーンベルク編)を演奏し好評を博す。 コレギウム・ムジカーレ、カントゥス・エーブリウス、コンサートマスター。

島根朋史 Tomofumi Shimane
(チェロ & ヴィオール)

ガット弦、それぞれの時代にあった楽弓で演奏するバロック・古典・モダン三刀流チェロ奏者、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。
附属高校を経て、東京藝術大学、同大学院修士課程、パリ・エリック・サティ音楽院修了。同声会賞、大学院アカンサス音楽賞受賞。現在、東京藝大博士課程に在籍し、19世紀の弦楽器の奏法についての研究を進めている。
Hotel de Soubise、東京文化会館でリサイタル開催。NHKららら♪クラシックに出演・演奏し、古楽演奏についての解説者も務めた。
古楽オーケストラLa Musica Collana首席奏者。オーケストラ・リベラ・クラシカ、レ・ボレアード、古楽アンサンブル・コントラポントメンバー。日本弦楽指導者協会 正会員。
本年5月ALM RecordsよりソロCDリリース。

佐藤亜紀子Akiko Sato
(テオルボ)

東京芸術大学音楽学部楽理科卒。リュートを左近径介と水戸茂雄、ドイツ国立ケルン音楽大学でK.ユングヘーネル、スイス、バーゼル・スコラ・カントールムでH.スミス各氏に師事。東京芸大古楽科教育研究助手(2003-10)。11年文化庁芸術家海外研修員としてバルセロナ高等音楽院にてX. D -ラトーレ氏にバロックギターを師事。独奏および通奏低音奏者として歌手、器楽奏者との共演、バロックオペラや室内楽等の共演多数。台東区芸術文化支援制度対象事業として音楽物語「ジョン・ダウランド物語」をプロデュース。CD「ララバイ~イギリス・ルネサンス期のリュート音楽」をリリース。アイゼナハ音楽院リュートクラス講師。
アトリエ楽古主宰 http://www.atelierlakko.com